9月6日(金)終日、下伊那地区中学校教育課程研究協議会の会場校として、公開授業、授業研究会、研究協議が行われました。公開授業では、1年2組の生徒が「身の周りの白い粉を区別しよう」を学習問題に探究しました。7月3日(水)に行われた事前授業では、4種類の粉を区別する実験を行いましたが、今回は7種類の粉を区別するための実験計画書を作成する場面を公開しました。
たくさんの先生方に囲まれる中でしたが、1年2組の生徒は課題に真剣に向き合い、仲間と協力しながら7つの白い粉(物質)の持つ固有の性質をフローチャートで整理し、それを元に、実験計画書を作成しました。事前授業では4つだった白い粉末が7つになり、また、初めて聞く粉末もある中で、既習事項とこれまでの経験を生かしながら探究する生徒の姿が印象的でした。授業の終末には、本時の評価「見通しをもって実験方法を考え、科学的に探究しようとすることができる」に沿った振り返りができていました。
授業者の小林充輝先生は授業を終え、次のようなリフレクションを行いました。「私が予想していた以上に、生徒が熱心に取り組むことができました。これまでの知識をもとに、何とか区別しようとする姿は、授業をしていても心地のよいものでした。今回付けたいと願った、見通しをもち、自ら検証方法を考えるという力は、生徒が探究的な学習を進めていくうえで、非常に大切なことであるということを改めて感じることができました。今後も生徒が主体的に学習に向かうことができる授業づくりに取り組んでいきたいと思います。」
◆参観された先生方からの感想
〇実験が中心となる授業公開が多い中、実験計画を作成するという、大変参考になるものでした。自分の授業でも、内容に応じてはこうした実験計画の作成まで生徒に考えさせる場面をとりたいと思います。
〇3年間を見通した資質・能力の育成という視点に立ち、発達段階に応じた必要最低限の教師の支援が、よく考えられた授業だと感じました。2年後の彼らの姿が楽しみになりました。
〇まず、小林先生と子どもたちとの関係がしっかりとできていると感じました。子どもたちが楽しそうに授業に参加しているように見えました。 7種類の白い粉末を見通しをもって区別していくのは、1年生の子どもたちにとって難しいと感じましたが、既習事項によってそれぞれの物質を区別することは可能であり、思考力を問いつつ、主体的に学習に取り組む態度を育むような実践で、私も挑戦してみたいと思いました。
〇生徒が悩みながらも既習事項を確認しながらフローチャートを作ろうとしたり、インターネットを活用して調べたりしていました。また、生徒同士の関わり合いが自然と行われ、日常的に対話的な授業が行われているのだと感じました。
