11月7日(火)から11月14日(火)まで、秋の読書週間が行われました。読書週間中は、図書館朝読書・本の福袋・図書館BGM・3冊貸出・新刊本貸出・先輩のおすすめ本紹介など、たくさんの企画が行われ、読書に浸れる週間となりました。

今回の読書週間は学校図書館管理システムが導入されて初めての週間でした。今年度、飯田市内の中学校図書館には図書館蔵書管理システムが導入されます。(小学校図書館への導入は令和6年度・7年度に行われます)飯田西中学校は6月~8月に図書館を閉館し、市雇用の蔵書登録専任学校司書さん・蔵書登録作業員さんに、図書館管理システムへの本の登録や本へのバーコード貼付、背ラベルの貼替などを行っていただきました。登録の際、約1万冊の本をから拭きしたり、棚の清掃なども行っていただいたりしたので、図書館全体が綺麗に生まれ変わりました。

9月4日(月)リニューアルオープン初日。借りる本の情報を貸出カードに記入する必要なく、本に付けられたバーコードや新たに作成された名刺サイズ位の貸出カードに付けられたQRコードの読み取りだけで、容易に短時間で本の貸出・返却できることに生徒から感動の声が上がりました。バーコードリーダーを操作する図書委員の姿を見て、「ぼくも図書委員なればよかった」という声が今も聞かれます。飯田市では生徒の読書環境の充実を図るため、図書館管理システムのオプションとして「ぽけっと図書館(通称:ぽけとしょ)」を導入しました。「ぽけとしょ」では、生徒一人一人に配付されたタブレット端末で、自校の図書館の蔵書の有無や貸出中であるかなどの確認ができます。また、「ぽけとしょ」がおすすめ本を紹介してくれたり、読んだ本の感想をスタンプで共有したりすることができます。さらに、読書の記録が蓄積されたり、これから読んでみたい本を記録しておくことができたりします。図書館がデジタル化されたことで管理・運営が簡易にできるようになったので、システムを活用した利用促進を図っていきたいと思います。