11月10日(金)、第3回参観日が行われました。午前中4時間を授業公開とし、午後は音楽会で披露できなかった1・2年の学年合唱発表、PTA講演会、学年PTAが行われました。10日は急に寒くなり、雨で足元が悪い中、保護者・地域の皆様にはご来校いただき、ありがとうございました。

西中のPTA講演会は2年に1度ずつ行われます。今回は、信州大学総合人間科学科 鈴木治郎教授に「10年後に消える仕事」を演題に講演いただきました。

近年、人口知能(AI)の急速な発展により、私たちの社会や仕事のあり方が大きく変化しています。AIはあらゆる業界に浸透しており、販売・製造・医療・交通など、さまざまな分野で活躍しています。AI進化は同時に、いくつかの職業が危機にさらされる可能性も示唆されおり、10年後には現在ある仕事の中でなくなる可能性があるものがあると言われています。日々、技術革新が進む現代において、将来の職業選択を考える時間となりました。講演の中で講師から、ChatGTP(対話ができる人口知能)をはじめとする大規模言語モデルが社会に普及し始めている中、「質問する力が大事である。良い質問は、質の良い回答をくれる。」という言葉が印象的でした。日々の授業や一探究等を通して、生徒が「良い質問」ができるよう、問いをもつ力・言語表現力を高めていきたいと思いました。