6月は前期人権教育集中月間でした。
4日(火)1校時前半に行われたガイダンスでは月間の目的を確認し、後半は「飯田西中いじめ追放宣言」を読み、先輩たちがどのような思いで宣言をつくったのか想像しながら、自分の姿と照らし合わせながらリフレクションを行いました。
11日(火)1校時は学年ごとに人権に関する授業が行われ、2年生は「卒業文集最後の2行」という題材で授業を行いました。
18日(火)1校時は月間のまとめとして行う「いじめ解消集会」に向けて、自分の考えをまとめました。1年生は集会で自分の考えをしっかり発表できるよう練習まで行いました。3年生は「マイクロアグレッション」について考えました。「マイクロアグレッション」とは、「無意識の偏見や思い込み(アンコンシャス・バイアス)が言葉や態度に現れ、否定的なメッセージとなって伝わり、意図せず誰かを傷つけてしまうこと=自覚なき差別」を意味するそうです。自分事として「いじめ解消集会」に臨めるよう、自覚なき差別がないか、自分を振り返る時間となりました。
20日(木)は校長講話が行われ、谷川俊太郎さんが書かれた「ともだち」という本を校長先生が朗読してくださいました。『大切なのは“他者意識”、相手を思う気持ちです。友達を大事にできる、ぜひそんな人でいてもらいたい。」との思いが伝えられました。
7月2日に行われる「いじめ解消集会」では全校を縦割り班で編成し、「いじめのない西中をつくるために自分ができること」を語り合います。月間で学んだこと、考えたことを集会で語り、人権への意識を更に高めていきたいと思います。