5月24日(金)5・6校時に福祉講座が行われました。西中では2年前から全校一斉の福祉講座を行うようになり、今年度も5つのコース①車いすコース、②高齢者疑似体験コース、③手話コース、④認知症サポーター養成講座コース、⑤点字コース  に分かれて、体験学習を行いました。不自由さを体験すると、困ったり、不安になったりしますが、講師からの講義やアドバイスを元に、これからの生活にどう生かしていくか考える時間となりました。

本講座の開催にあたり、障害者総合支援センター(ほっとスマイル)、飯田市社会福祉協議会、飯田市手話普及委員会、飯田保健福祉事務所福祉課、飯田市長寿支援課、点字ボランティアの会のみなさん等にご協力いただきました。お忙しい中、大変ありがとうございました。

 

◆1・3年生のリフレクションより

〇高齢者疑似体験コース

高齢者は自分が思っていた以上に不自由で、動くのでさえ怖いなと思いました。自分の体が思うように動かないととても不安で、精神的にも消極的になってしまうので、バリアフリーは大切だと思いました。(3年)

〇車椅子コース

車椅子に乗っている方は、小さな段差を越えるだけでも大変なんだと実際に乗ってみて感じました。一人で動かすのは大変なので、もし困っている方がいらしたらサポートしたいです。(3年)

〇手話コース

私は手話を体験しました。最初に聴覚障害について理解を深めた後に手話の練習をしました。簡単な動きで、よく使う手話を教えていただきました。教えていただいた手話を生かし、困っている人の役に立ちたいです。(1年)

〇認知症サポーターコース

私は認知症サポーターというバッジをいただいたので、高齢者の方々と関わる機会があったら、会話するときは笑顔で優しく、否定せずに話を聞いてあげたいなと思いました。(3年)

〇点字コース

私は点字を体験しました。実際に指で触ってみたところ、点の違いが分からず、これを読み取れる人はすごいと思いました。目が見えない人たちが安心して暮らせる社会にするために、点字を覚えたいと思いました。(1年)